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Kids Lab. Plus
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就学前に何を準備する?Kids Lab. Plusの学校連携と支援の進め方

目次

「就学準備」と聞くと、ひらがなを書けるようにすることや、数字の練習を思い浮かべる方も多いかもしれません。もちろん学習の土台づくりも大切ですが、入学後の毎日を支えるのは、それだけではありません。身支度をする、予定を確認する、気持ちを切り替える、困ったときに助けを求めるなど、生活の中で自分らしく過ごす力も大切な準備です。

発達が気になる子の就学準備では、「できる・できない」だけでなく、「どのような環境なら力を発揮しやすいか」を整理しておくことがポイントです。この記事では、家庭や園、児童発達支援で取り組めること、学校との連携の進め方を紹介します。

就学前の準備は「勉強」だけではありません

小学校では、時間割に沿って動く、先生の話を聞く、持ち物を管理する、友だちと同じ場で過ごすなど、生活の変化が大きくなります。そのため、入学前から次のような力を少しずつ育てておくと、安心につながります。

  • 自分で着替えたり、荷物を準備したりする身支度
  • 遊びから活動へ、活動から休み時間へ切り替える力
  • 「わからない」「手伝ってほしい」と伝える力
  • 集団の中で話を聞き、順番を待つ経験
  • 疲れたときや苦手な刺激があるときに、自分に合う方法で落ち着く力

こうした力は、一度に身につくものではありません。日常の小さな場面で、「自分でできた」と感じる経験を積み重ねることが大切です。

入学後の生活を見据えて確認したい5つのポイント

1. 身の回りのこと

上着の着脱、靴の履き替え、トイレ、給食、持ち物の整理などを確認します。すべてを一人で完璧にできる必要はありません。時間がかかる動作や、声かけがあると進みやすい場面を整理しておきましょう。

2. 見通しを持って行動すること

予定の変更や、次の活動がわからないことに不安を感じる子もいます。「次は何をするか」を絵や写真、短い言葉で示すと、行動しやすくなる場合があります。

3. 気持ちの切り替え

楽しい活動を終える、負けた気持ちを受け止める、思い通りにならない場面から戻るなど、切り替えには練習が必要です。大人が気持ちを代弁しながら、落ち着く場所や方法を一緒に探していきます。

4. 困ったときの伝え方

言葉で伝えることが難しい場合は、指差し、カード、身振り、決まった合図なども立派なコミュニケーションです。「助けて」「休みたい」「もう一度聞きたい」などを伝えられる方法を準備しておきましょう。

5. 集団での過ごし方

長時間座ることだけを目標にするのではなく、短い時間から話を聞く、順番を待つ、友だちと同じ活動に参加する経験を重ねます。得意な活動を入口にすると、集団参加への意欲につながる場合があります。

家庭で取り組みやすい身支度・切り替えの練習

身支度に取り組むときは、「全部自分でやらせる」よりも、手順をわかりやすくすることが役立ちます。たとえば、朝の準備を「着替える」「顔を洗う」「朝ごはん」「歯みがき」「かばんを持つ」と写真やイラストで示し、終わったら印をつけます。

難しい動作は、最初から最後まで任せなくても大丈夫です。ファスナーを上げるところだけ、靴下を引っ張るところだけなど、一部分を担当してもらいましょう。できたときは結果だけでなく、「順番を見ながらできたね」「困ったときに教えてくれたね」と具体的に伝えると、自分の工夫に気づきやすくなります。

切り替えには、「あと5分」「これで最後」「終わったら手を洗う」など、予告と次の予定をセットで伝えます。急な変更が苦手な場合は、変更がある日も事前に知らせ、「予定が変わったときは先生に確認する」という対応を練習しておくと安心です。

学校に伝えておきたい子どもの得意なこと・苦手なこと

学校へ伝える情報は、苦手なことの一覧だけにしないことが大切です。まずは、子どもが安心して力を発揮できる条件を整理します。

  • 好きな遊びや得意な活動
  • 理解しやすい伝え方、声かけの量やタイミング
  • 苦手になりやすい音、におい、触感、場所
  • 気持ちが乱れたときに落ち着きやすい方法
  • 身支度や友だちとの関わりで必要なサポート

たとえば「大きな声が苦手」だけでなく、「静かな場所で、短い言葉で伝えると理解しやすい」「活動の前に予告があると参加しやすい」と書くと、学校での具体的な支援につながります。保護者の意向を尊重しながら、学校や教育委員会と必要な支援について相談していくことが重要です。就学相談や児童発達支援の情報を集める際は、自治体の窓口や園にも早めに確認してみましょう。

園・家庭・Kids Lab. Plusで情報を共有する方法

情報共有は、入学直前に一度だけ行うものではありません。家庭での様子、園での集団生活、支援の場での取り組みを持ち寄り、子どもの姿を多面的に見ていきます。

  1. 家庭で気になっている場面をメモする
  2. 園の先生に、できていることと困りやすい場面を聞く
  3. 支援機関と、入学後に必要になりそうな配慮を整理する
  4. 保護者の同意のもと、学校や関係機関へ情報をつなぐ

こども家庭庁の児童発達支援ガイドラインでも、就学などのライフステージの切り替えに向けた移行支援や、関係機関との連携が示されています。また、学校との連携では、子どもの得意不得意だけでなく、声かけの方法やコミュニケーション手段まで共有すると、支援の一貫性を保ちやすくなります。

個別支援計画を就学準備にどう活かす?見直しのポイントを解説!

個別支援計画は、支援の目標や具体的な方法を、子どもとご家族に合わせて整理するものです。就学前には、次の視点で見直してみましょう。

  • 入学後の生活で、特に不安を感じる場面は何か
  • その場面で、子どもがすでにできていることは何か
  • どのような環境調整や声かけがあると取り組みやすいか
  • 家庭・園・支援機関で共通して使える方法は何か
  • 入学後に学校へ引き継ぎたい内容は何か

目標は、「困らない子にする」ことではなく、「困ったときに自分に合う方法で周囲とつながれるようにする」ことです。就学までの期間や子どものペースに合わせて、無理のない目標を設定しましょう。

Kids Lab. Plusではどうか

Kids Lab. Plusでは、児童発達支援・放課後等デイサービスの場として、子どもの発達、日常生活、社会性の育ちを支えています。保育士・児童指導員・言語聴覚士(SLP)・作業療法士(OT)・公認心理師がチームとなり、認知・行動、言語・コミュニケーション、運動・感覚、人間関係・社会性、生活スキルの5領域から個別支援を行います。

就学準備では、ひらがなや数の学習だけでなく、見通しを持って動く、身の回りのことに取り組む、気持ちを表現する、小集団でやりとりするなど、学校生活につながる経験を大切にします。支援の内容やお子さまの様子は、ご家族と確認しながら記録・共有します。保育園・幼稚園・学校・医療機関・相談支援事業所・行政機関などとの連携についても、保護者の同意や関係機関との調整を踏まえてご相談いただけます。

就学前は児童発達支援、就学後は放課後等デイサービスの利用について、お子さまのライフステージに合わせてご相談いただけます。利用には通所受給者証が必要です。対象や利用回数、曜日、就学後の通い方などは、お子さまの状況や事業所の体制によって異なるため、見学・お問い合わせでご確認ください。

Kids Lab. Plusは、学童保育 Kids Lab. に併設された「その子らしさがひろがる場所」です。お子さまの「できた」を一緒に増やしながら、入学前からその先の生活まで、ご家庭とともに支援を考えます。就学準備や学校との連携について気になることがあれば、Kids Lab. Plusまでお気軽にご相談ください。

※本コラムは一般的な情報提供を目的としたものであり、個別の診断・助言に代わるものではありません。

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